日本のガウディと呼ばれたかった!

代表者の山﨑勝は
(別称はマサル・ヤマザキ。国際的な建築家ミノル・ヤマサキのもじり)
学生時代は“日本のガウディ”をめざしていたとか。
そのため、卒業制作は、そのあまりの奇抜さゆえに
担当教授とのあいだでバトルがあったとか、なかったとか。

それでも卒業後、設計事務所での修業時代も、独立してからも
「けっこう真面目にコツコツやってきた」とは本人の弁です。

狭小住宅の先駆けだった!

15年の修業時代を経て、修業先の設計事務所で後輩だった
久保宗一氏と共同で立ち上げた設計事務所は、
狭小住宅(スモールハウス)を得意としていました。

「狭くてもいいから都心に家を建てたい」「予算の都合で狭い土地しか入手できない」
といったお施主さんに対して
「たとえ狭くても、機能的にもデザイン的にも、終(つい)の棲家として
人に誇れる住宅を、終生変わらずに愛着の持てる住宅を提供する」
という想いやコンセプトは、世の中の理解と共感を呼び
当時は、多くの建築雑誌やテレビ番組(たとえば完成ドリームハウス)
などに取り上げられたものでした。


小さくても守備範囲は広いのです。

「設計工房むさしの荘」が得意とすることは
●住宅・集合住宅・店舗の設計、リニューアルの設計
●建築構造設計
●木造耐火建築設計
●土地活用の提案、など。

小さな事務所ですが、長年にわたってキャリアを積んだ代表者の守備範囲は広く

特に「木造耐火建築設計」では、全国1位(個人事務所としては、ですが)の実績を誇ります。

木造耐火建築設計について簡単に説明しますと…。

木造建築では、通常は「防火構造」あるいは「準耐火構造」が用いられます。
ただし、防火・耐火に厳しいエリアでは、「耐火構造」が要求されます。
また、3階建以上の木造共同住宅でも、同じく「耐火構造」が要求されます。

このような状況を踏まえ、木住協(日本木造住宅産業協会)では
木造建築物の防火・耐火性能の向上をめざし、木造軸組工法による
「木造耐火構造」を研究・開発。これにより、実質的に
3階以上の木造共同住宅の建設が可能となったのです。

2016年度の「木造耐火構造」により建設された木造住宅・木造共同住宅は約400棟。
そのうち、「設計工房むさしの荘」が手掛けたのが約20棟。
全体の5%にあたります。これは個人事務所としては全国一の実績です。

職人さんからは「山ちゃん」と呼ばれています。

代表者は、その長い設計者人生のなかで、職人さんとのあいだに
厚い信頼関係を築いてきました。設計者として現場指導は
厳しくはあるものの、彼らのことを親身になって考えてきたからです。

そのため、彼らは無理な注文にも笑顔で対応してくれます。
(常に無理を押し付けているわけではありません。念のため)

業界では「先生」と呼ばれることが多い設計士ですが
代表者は、現場では親しみ(と尊敬の念、たぶん)を込めて
「山ちゃん」と呼ばれることもあります。